
金属は身近な部品にも使われていますが、耐久面や安全面を考えて新しく作られた金属がありますのでご紹介いたします。
その新しい金属は竹のようにしなやかだと言われていて、従来の超高強度鋼よりも粘り強い特性を持っていますので、とても頑丈になっているのです。
この新しい鉄は圧延の時に、500度という中間温度で加工しますので、金属の組織が繊維状に伸びるので、衝撃にもしなやかという性質になるのです。
引っ張る実験では、従来の超高強度鋼は強度の限界で突然切れてしまいますが、新しい鉄は少しづつ伸びるので突然切れる心配もありません。
この特性は、加工が難しいと言われていますが、ボルトなどの部品への活用が期待されていている新時代の金属ですよ。
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