
歯科治療にも使われる金属、銀歯は日本で開発された独自のもので、世界が正式に認めている歯科用金属とは少し違います。
本来の正式な歯科用金属の金の配合は17〜22カラットのものとなっていますが、銀歯はわずか3カラットしかありません。
しかしそれでも銀歯が口の中でほとんど錆びること無く使えるのは、まさに日本の技術が高いからであり、誇るべき技術なのです。
ただこれだけ金が少ないと、本来金が持つ柔らかさ、伸展性が失われてしまっていますので、実は銀歯は歯にとって硬すぎる金属であることがわかります。
また銀歯を被せている歯の隙間に虫歯が出来てしまうことがありますが、正式な歯科用金属の詰め物ですと虫歯になりにくいとも言われています。
これは正式な歯科用金属が金の柔らかさ、伸展性を失っていないことで、歯と被せ物の間に隙間が出来てしまっても金属が伸びて塞いでくれるからだそうです。
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