
アモルファスは結晶のような長距離秩序はありませんが、短距離秩序はある物質の状態で熱力学的には、自由エネルギーの極小にある状態のこととなっています。
球状や針状といったような一定の形態を持たない状態のことを不定形といい結晶は、明礬や水晶のようにそれぞれ固有の結晶形態を持っていますが、急冷や不純物が混じった状態で出来た固体は非結晶となり不定形となります。これはアモルファス状態といいます。
アモルファスには結晶構造を完全に持たないものと、光学的には結晶構造がみられない場合でもX線解析では弱い回折となっている物質などがあります。
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