
半田付けに使われている半田は鉛とスズの合金であり、半田ごてで簡単に溶かすことができますが、半田の材料である鉛やスズは半田ごてで簡単に溶かすことはできないのです。
スズや鉛の融点は200度以上ですが、複数の金属を混ぜ合わせた合金は、原子の結合が弱まってしまいますので、元々の金属よりも融点が下がる融点降下という特性がありますよ。
その融点降下を利用して、低融点の合金が作られていますが、これの融点は47度なので、お湯を注ぐだけで水銀のような液体の金属に変化します。
LED電球と電池の回路を使った実験では、配線が繋がっていない電気回路に、液体の低融点合金を流して回路を繋げることでLEDを点灯させることができますよ。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。