金属の温度と体積、重さの関係

金属を冷やしたり熱したりすると、その体積や重さに変化はあるのでしょうか。
金属球と大きい金属の輪を用意して、実際どう関係していくのかを実験してみましょう。

まず最初に金属球が大きい金属の輪を通る事を確認してください。
しっかり輪を通ったら、金属球をガスコンロで十分に熱し、再び金属の輪に通してみてください。
すると加熱した後の金属球は、金属の輪を通らなくなっていると思います。
今度は金属球を水で十分に冷やしてから金属の輪に通してみると、再び金属の輪を通るようになります。
つまり、金属球は加熱すると膨張して体積が大きくなっていることが分かります。

次は小さい金属の輪を用意して、金属球が輪を通らない事を確認します。
そして今度は小さい金属の輪を熱してから金属球を通してみましょう。すると金属球は加熱後の小さい金属の輪を通ります。
次に小さい金属の輪を冷やしてから通してみると、今度は金属球が通りません。
つまり、小さい金属の輪は加熱すると膨張して穴が大きくなっているという事です。

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