
多くの金属は、熱だけでなく酸によって溶かされますが、酸が金属を溶かすのはイオン化傾向という性質が関係しているのだそうです。
イオン化傾向は、水に溶けた時のイオンになりやすさのことであり、水素よりもイオン化傾向の大きい金属は酸性の水溶液に溶けますが、水素よりもイオン化傾向の小さい金属はイオンになりにくいので酸性の水溶液で溶けません。
銀や金、プラチナや銅などの高価な金属は酸に溶けませんが、マグネシウムやアルミニウム、鉄や亜鉛はイオンになりやすいため酸に溶けやすいのです。
金属と酸の化学変化の反応式では、金属に塩酸など酸性の液体に溶かすと、水素が発生するという反応を表すことができますよ。
酸性の物を取扱う際には、金属の取り扱いにも注意しましょう。
https://youtu.be/Kb27bxAQzUo
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