日本刀の原料、玉鋼の作り方とは?

日本刀を作るためには、その原料である玉鋼という高純度の金属素材を作る必要がありますが、玉鋼はどのようにして作られているのか知っていますか?

玉鋼は、砂鉄をたたら製鉄という製鉄法で取り出す必要があり、専用の炉を作って木炭が燃える釜に砂鉄を入れて、三日三晩も送風機で温度調節しながら火を絶やす事なく燃やすのです。

この鉧押し法ではこもり、こもりつぎ、のぼり、くだりという工程が行われ、全て完了したら炉を壊し、中にある玉鋼を取り出すのです。

この製法で必ずしも日本刀に使えるくらいの高純度な玉鋼が作れるというわけではなく、玉鋼の純度は取り出してみないと分からないのだそうです。

また、銑押し法という製法でも玉鋼を作り出す事ができますよ。

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